昔ながらの小型望遠鏡用のモータードライブは車のシガーソケットから12Vを供給するようなタイプや乾電池で6V〜9V程度を供給するようなタイプが大半を占めています。
一方で最近のポータブル赤道儀では状況が少し変わってきていまして、ポラリエではUSB mini-B端子経由でUSBからの5V電源供給が可能なようですし、USB電源での供給対応可能なポータブル赤道儀も増えています。
そこで、自作のモータードライブでもUSB電源での運用の実験を行いました。
但し、ビクセンのMT-1(MD-6も可)限定となります。
最近ではスマートフォンの普及とその外出時の充電用のモバイルバッテリーの普及でコンビニでも必要なものが手に入ります。
必要なものは以下です。
・USBモバイルバッテリー
・USBから2.1φのDCプラグに変換するケーブル
・12Vのシガーソケットからの電源にこだわるならシガーソケットUSB変換アダプタ、USBカーチャージャーなどの名前で売ってますが、百均でも購入できます。
肝心な赤道儀はMT-1を使用する赤道儀なら何でも対応可能です。
今回は
アイベルCD-1で試しました。アイベルCD-1はビクセンのMT-1を使って、平ギアでギア比を調整していて、コントローラはGP赤道儀やSP赤道儀と共用できるものです。
※ちなみに、アイベルCD-1とのセットで売られているコントローラは電源もビクセンと合わせていてセンターマイナスのDCプラグを使っている非常識な仕様です。ビクセンのセンターマイナス仕様のプラグは世の中の電源プラグの互換性を台無しにする劣悪仕様です。自作コントローラの電源はセンタープラスが標準でセンターマイナスにもソケット抜き差しだけで簡単に対応できます。
以下がコントローラと電源。
電源の中身は以下です。
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