■横並びの評価は行わない。努力・成果に応じた公正な評価を行う。
設立から7年程度の会社の採用情報での言葉。
現在社長含めて6人の会社で、一人は事務の女性なので開発ができるエンジニアとしては社長含めて5人です。
そもそも事業においての「公正な評価」ってなんだ?
(1) 売り上げへの貢献度
(2) 研究開発でのアウトプット量
(3) リリース後の不具合量の少なさ
(4) 作業効率の高さ(いわゆる生産性)
(5) 業務改善提案の量(いわゆるカイゼン)
(6) 勤怠
(7) コミュニケーション能力
(8) 従順さ(社畜度)
というようなところでしょうか。
そんなこんなを点数化して係数にして売り上げ計画を上回った分を配分するってことか?
さて、この会社の「こたえ」は概ね以下のような感じ。
(a) 毎月の給与では残業代は払わない。そもそも時間なんか管理しない。
(b) 評価は賞与で還元する
(c) 各自の評価は創業メンバーエンジニアAが「公正」に行う
(d) 賞与の額、できる人は120万円、できない人は5万円程度の場合も。
そのA氏の評価も聞いている範囲ではプログラミングの能力的なことのように感じた。
正直呆れて何も言えない。
■ソフトウェアエンジニアの「腕」と事業に対する貢献は違うということを知らない
プログラミングにおいてはコードの美しさ、実行速度の速さ、バグを回避するような記述、適切なコメントなどの最低限のこだわりは必要。
プロのエンジニアとしての誇りの部分でもある。
そうはいっても一方ではそこに全く関心がなく、「動けばいい」、冗長で速度も出ない結果だけど、このシステムでは問題にはなっていない、コメントなんてなくてもコード見ればわかるだろ、などなどの考え方を持ったエンジニアも存在します。
私も個人的にはそんなエンジニアは尊敬できないけど「コイツはコードが美しくないから5万円」なんて言えない。そんな権利もないと思う。
例えていうならば、「字がキレイなCさんは120万円で字が汚いDさんは5万円」って言ってるのと同じ。
会社としてプログラミングの質を上げたいのであればコーディング規約をきちんと作ってそれを遵守させて「教育していく」ことしかない。
年齢の割にとか経験年数の割にってフィルターが入っているのであればそれこそ「公正」ではない。
顧客との契約形態によっても違う。
準委任契約で時間単価で時間がかかればかかる程売り上げが上がる契約内容の場合、ヘタクソで効率の悪いプログラマが「稼げる」ことになる。
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