以下はファームウェア書き換え中の状態の写真。10回以上書き換えて実験しております。
Web Caster V100はNTT東日本とNTT西日本で販売されてきましたが
2008年に販売終了しています。
NTT東日本は一貫してIP電話機能内蔵のルータとして扱っており、NTT西日本はIP電話機能内蔵のルータとVoIPアダプタとしての両方の使い方が出来る機種として扱っていました。
NTT東日本のサイトにおいてあるファームウェアはルータとしてのものしか存在しませんが、NTT西日本のサイトにはルータ用のものとVoIPアダプタ用のものの
両方のファームウェアが置いてあります。
さて、VoIP網のインターフェースが変らなければ余り事態は変らなかったはずですが、2008年にインターフェースが変っているものと思われ、ファームウェアの最終版も2008年になっています。そして、現状では2008年の最終のVoIPアダプタ用のファームウェアを使用してNTT東日本管轄ネットワークでプロバイダ契約のIP電話FまたはIP電話Cでの接続を行った場合に着信が出来ない可能性が高いと思われます。
全く着信が出来ないということではなく、実験の過程でVoIPアダプタモードでも着信する場合もあったのですが、少なくとも私の環境では着信できない確率が高いということです。
今回の結論を導き出すのにあたり、以下の実験を行っております。契約プロバイダはASAHI-NETです。
・IP電話F契約+VoIPアダプタ:「おかけになった電話番号は現在使われておりません・・・」で着信しない
・IP電話C契約+VoIPアダプタ:発信元には「話中」が返り、着信しない
・IP電話F契約+ルータモード:正常着信
・IP電話C契約+ルータモード:正常着信
ファームウェアはルータモード用としては
Ver02.04.0001 (2008/09/30)を使用し、VoIPアダプタモード用としては
Ver10.02.0001 (2008/09/30)を使用しました。VoIPアダプタ用の古いファームで接続できたこともあったのですが「たまたま」だったようです。
ちなみに、この実験のおかげで再びNTTコミュニケーションズとのかかわりを持つことになりました。IP電話FからIF電話Cに戻したからです。
以前に決別を決意したのにね。
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